モバイルNetwork環境は必須

モバイルNetwork環境は必須です。数時間以上の少しでもまとまった時間があるなら、それは研究自体に取り組むべき(データ解析や論文作成など)で、ちょっとしたあいた時間や移動時にメールチェックや検索などはすませましょう。

どのような機器を使うべきかですが、モバイルのサービスエリアや使用状況などによって差異があり、一概には言えません。例えば、首都圏ならWiMAXが一番おすすめでしょうが、NTT Docomoのモバイルサービスも近いうちに有力になるかもしれません。いずれにせよ、エリア、スピード、価格そして安定性などの要素を検討して購入するべきです。

 

Tips:スマートフォンでWi-MAX無線ルーターとして月500円の追加料金で使えるものが出ています。もしかしたら他にもあるかもしれません。

 

速いブラウザを使う

通常、Windows PCではMicrosoft Internet Explorerは入っているので、それを使っていると思います。しかし、このブラウザはメモリを食い、また重いです。ですので速いブラウザを使いましょう。

 

お勧めは、Google Chromeですが、FireFoxなどもいいと思います。Chromeは当然ながら、Gmailとの相性も抜群です。FireFoxは当然ながらThunderbirdですね。

オンラインデータ同期(Dropbox)

Dropbox(あるいはSugarSync)を使えば、オンラインでデータを同期させ、どのPCでも最新版のファイルを保持できます。したがって、USBメモリやハードディスクで持ち歩く必要はありません。

Dropboxの説明サイト No1, No2, No3

研究アイデア@Google Docs

Inoue Methods作成者は、思いついたアイデアはとりあえず、「Idea」と名付けたGoogleドキュメントに書き込んでいきます。

 

・自動保存

・構造が簡単

・共有も簡単

 

そして、ある程度できあがったら、アウトラインプロセッサに移して論文化します。そのファイルはDropboxで共有します。

 

Evidence based practiceで記載したピラミッドに似ているのですが、ベースのところにある研究アイデアのうち、少しだけが研究となって頂点へと結実します。アイデアの段階はですから、シンプルに保存するだけでいいのです。それを後日冷静に見て、判断すればいいのですから。

 

Inoue Methods作成者の場合、多くのケースは下記のような感じです。

・アイデア→Google Docs

・論文草稿→アウトラインプロセッサ

・清書→Microsoft Word