New! SubtopicのRevisionsとSubmission versionはしばらく閉鎖します

まだまだ論文の校正は続きますが、著者としては一連の投稿プロセスが終わってから、再度公開します。

Writing experience@mentoring

ここであげているのは、WONCA Jeju 2012で院生が作成発表したPosterからの論文原稿です。それを指導者がMentoringしながら仕上げていきます。

 

First draft(第一草稿)作成までのSteps

Step 1:PosterやPowerpoint(oral)の内容を再度アウトラインプロセッサに戻す

 アウトラインプロセッサは構造化テキスト作成に向いています。

 IMRADの各コンポーネントに再度戻して、検討します。

 

論文が完成に近づけば近づくほど熟練者の指導が生きてくる

またそうでなければ良い論文は生まれない!

Version 1はPoster作成用で、Version 2は完成したPosterからアウトライプロセッサに戻したものです クリックで拡大
Version 1はPoster作成用で、Version 2は完成したPosterからアウトライプロセッサに戻したものです クリックで拡大

ここであげているのは、WONCA Jeju 2012で院生が作成発表したPosterからの論文原稿です。

 

First draft(第一草稿)作成までのSteps

Step 1:PosterやPowerpoint(oral)の内容を再度アウトラインプロセッサに戻す

 アウトラインプロセッサは構造化テキスト作成に向いています。

 IMRADの各コンポーネントに再度戻して、検討します。

 

*ちなみに、図の操作は院生に学会中にさせました。

*図にある「井上先生の指導」には指導内容と院生の回答が記録されています。

一旦Wordに移したら、各バージョンを保存しながら何度も何度も指導者と院生の二人で論文を見ていきます クリックで拡大
一旦Wordに移したら、各バージョンを保存しながら何度も何度も指導者と院生の二人で論文を見ていきます クリックで拡大

Step 2:アウトラインプロセッサ上で何度もテキストを吟味したあとWordに内容を移す

Step 3:さらにその上でテキストを吟味していく、若手研究者と一緒に

 

以下は論文を一緒に吟味した院生の感想です。

 

はい、おちゃらけてます@済州市内観光
はい、おちゃらけてます@済州市内観光


「論文添削指導を実際に受けた感想 」

 普段、おちゃらけている先生が、論文添削の指導でスイッチがオンになったとたん。その時の集中力やスピードを横で見ながら、なんといいますか、先生が僻地でたった一人、独学で研究方法を学び、何十本も論文をかいてこられた実力を目の当たりにしました気持ちでした。論理の展開や、鋭い指摘と、それに応える表現方法など、すべて隠さずオープンに作業過程を一緒に行って頂きました。 私は、すべての論文を作り上げる過程で詰めが甘いなと心の中で反省していると、先生が、帰り際に一言、「これは実際に、論文を書いた経験がある指導者だからこそ、実践として教えてることができるんだよ」と。
 確かに、雑誌の選び方から、投稿までのやりとりや、論文の管理方法や英文のチェックなど、そのへんのことは、授業では学べません。実際に、論文を書くということで、はじめて自分に必要になり、やり方を学んでいきます。それを早い段階で、井上先生は指導してくださり、机の上ではなく、実践の場で、研究者として自立できるように教えてくれます。よき師匠にであったと10番目?の弟子として尊敬しております」
院生

 

Response from Inoue Methods作成者

「お褒めの言葉、ありがとな^^ そう、僕はぽえーとかぽけーとしているときも多いが(笑)、集中するときは集中するんよ」

 

論文作成の最終段階では、指導者の力量が明らかになる

指導者だって全力でやらないといい論文はできない

校正のプロセスを若手に見せる、それで若手も育つのだ

指導しない(できない)って? そんな指導者は偽物だ